青色申告と白色申告の違いって何?
2017/05/05
経営会計コンシェルジュ/税理士の山田由美です。
起業の準備をするとき、確定申告が頭に浮かぶと思います。
そこで、「青色申告」、「白色申告」というコトバを耳にされると思います。
この「青色申告」と「白色申告」の違いは何か?
青色申告と白色申告、どちらを選ぶべきか
どちらがよいかという選択は、状況により異なります。
少しでも節税をしたいと考えるのであれば、
税制上のメリットがある青色申告の方がよいといえます。
一方、手続きが簡単で、帳簿を付けるのも簡単な方がよい場合には、
白色申告を選びましょう。
青色申告と白色申告の違い
<青色申告> <白色申告>
1.税務署への手続き 「所得税の青色申告承認申請書」 手続きは不要
を提出
2.記帳方法 複式簿記 単式簿記
3.提出書類 確定申告書(B) 確定申告書(B)
所得税青色申告決算書 収支内訳書
4.帳簿の保存期間 7年 法定帳簿7年、任意帳簿5年
5.特典 あり なし
青色申告をしたい場合は、承認を得たい年の3月15日までに
「所得税の青色申告承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出する
必要があります。
(新規開業した場合(その年の1月16日以後に新規に業務を開始した場合)は、
業務を開始した日から2ヶ月以内)
青色申告をすると、帳簿の付け方や書類の作成など手間がかかりますが、
メリットが多いです。
ですが、まだ起業したばかりでそんなに収入が多くないし、
帳簿付けに時間を割きたくないという場合は、白色申告を選びましょう。
状況を考えて検討してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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